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「安全教育プログラム」Safety Training Program for substandard practitionersの実施にあたって

2014年1月29日

日本カイロプラクターズ協会は、世界保健機関(WHO)にNGOとして加盟している世界カイロプラクティック連合(WFC)日本代表団体として、WHOガイドラインの基準に沿ったカイロプラクティックの正しい普及と発展に寄与し、法制化を目指した活動を行っています。

日本国内では未だにカイロプラクティックの資格制度が確立されていないため、教育の有無に関わらず誰もが自由に開業できる現状に起因して、種々の健康被害や公序良俗に反するような事態が増加し社会問題化が加速されています。

今回、国民生活センターから、手技(カイロプラクティックを含む)による健康被害を予防するための策を講じる旨の要請を受けました。
そこで本会ではカイロプラクティック従事者に対して、施術の安全性を担保するために必要と考えられる医学的知識と、禁忌症の判別および対処能力(リスクマネジメント)を学習することを目的とした、業界初の「安全教育プログラム」を開講いたします。

このプログラムは、WHOガイドライン※1で提示されている教育基準を満たしていないカイロプラクティック従事者をWHO基準カイロプラクターのレベルに高めることが目的です。プログラム修了後は、国際的な第三者試験委員会による試験を受験し合格することで、WHO基準を満たすカイロプラクターとして日本カイロプラクティック登録機構(JCR)に登録されます。そして登録名簿が社会に公示されることにより、消費者が一定レベル以上の施術者を選択できるようになります。

1.特色

(1) WHOガイドラインで提示されている期間限定の教育プログラム
 世界保健機関(WHO)による「カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するガイドライン」のカテゴリーII (B)で求められている、安全な施術に必要な医学教育など期間限定の教育プログラム。すでにカイロプラクティックの看板を掲げて臨床業務を行っているが、WHOガイドラインで必要とされる教育を未だ満たしていない施術者が対象です。

(2) 試験合格者はWHO基準のカイロプラクターとして認知
 本プログラム修了後は、国際的な第三者試験委員会である、国際カイロプラクティック試験委員会(IBCE)※2によるカイロプラクティック統一試験を受験し、その合格をもってWHO基準を満たすカイロプラクターとして認められます。

(3) 業務自主規制を遵守することで、登録機構の名簿へ登録
 国民生活センターの依頼で作成された業界の「安全性と広告に関するガイドライン」に基づいた業務自主規制を遵守することを条件に、WHO基準カイロプラクターは日本カイロプラクティック登録機関(JCR)※3の名簿に登録されます。日本カイロプラクティック登録機構は、名簿を公開することで、利用者が安全なカイロプラクティック施術者を選ぶことができます。

グレゴリー・スチュワートWFC会長からの推薦文 (2014.7.28)

「世界カイロプラクティック連合(WFC)は、国民生活センターの要請により日本カイロプラクターズ協会(JAC)が、国内のカイロプラクターを対象とした安全性と広告に関する最初の業界ガイドラインを発行したことを大変喜ばしく思います。国民生活センターは、また基準を満たさない施術者による危険な施術から公共の安全を守る目的で、基準未満のカイロプラクティック教育を受けた施術者対象に安全教育プログラムの開講要請をJACに伝えたと理解しています。

WFCは、提案された基準を満たさない施術者対象の安全教育プログラムを検討した結果、安全教育プログラム修了後にJCR主催のIBCE試験に合格することでWHOによるカイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するガイドラインのカテゴリーII (B)の基準を満たすと考えています。このことは、安全教育プログラムの修了者でJCR-IBCE試験合格者はJCR名簿に登録され、日本国内で資格を有するカイロプラクターとしてWFCの活動や公式なカイロプラクティックセミナーに参加することができます。

日本国内でカイロプラクティック業務の法制化が確立され広く安全性が普及されるまで、この教育プログラムは患者の安全に大きく貢献するでしょう。WFCを代表して安全教育プログラムの現在の開講について祝辞を述べさせていただきます。」

※1 カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するWHOガイドライン
WHO Guidelines on Basic Training and Safety in Chiropractic
※2 国際カイロプラクティック試験委員会(IBCE): 米国の国家試験運営機関である全米カイロプラクティック試験委員会(NBCE)により設立された国際組織
※3日本カイロプラクティック登録機構(JCR): WHOのカイロプラクティック教育基準を満たすカイロプラクターを登録する国内の登録機関

2.概要

安全教育プログラム委託先 (お問い合わせ)
東京カレッジオブカイロプラクティック 事務局
電話:03-3437-6907   Eメール: tcc@chiro.jp

カイロプラクティック安全教育プログラム 公式サイト

安全教育プログラム募集要項 (東京カレッジ・オブ・カイロプラクティックのサイト内)

 

3.参考

国民生活センター「手技による医業類似行為の危害」
カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するWHOガイドライン (PDF形式:1.22MB)
カイロプラクティックの安全性に関するガイドライン (PDF形式:1.28KB)
カイロプラクティックの広告に関するガイドライン (PDF形式:1.09KB)
WHO Guidelines on Basic Training and Safety in Chiropractic (PDF形式:500KB)
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